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財務会計上の違法行為を認めるも、判決は棄却(狭山市・違法随意契約事件)

2017/11/22 16:55 に 田中寿夫 が投稿
 去る10月25日、さいたま地裁において提訴中であった「住民訴訟による違法随意契約返還請求事件」について「本件各契約を締結したことが財務会計上の違法行為に該当するとしても,狭山市長である小谷野が,専決を任された担当課長のした財務会計上の違法行為により狭山市の被った損害につき賠償責任を負うのは,担当課長が財務会計上の違法行為をすることを阻止すべき指揮監督上の義務に違反し,故意又は過失により担当課長が財務会計上の違法行為をすることを阻止しなかったときに限られるとの判決がありました。
 裁判長は職員の違法行為を認めつつも、納品は完了されており、狭山市に損害があったとはいえないとして「原告の請求は理由がないので棄却する。」との内容でした。
 オンブズマンではいろいろと検討した結果、金額も少ないことから控訴を断念しましたが、狭山市では前回の裁判で職員による公文書の偽造が発覚し、刑事告発されたにもかかわらず狭山市長はこの事件を公表せずまた、職員の処分も軽微に扱ったこと、職員に対する綱紀粛正の指示もありませんでした。
 今回の裁判でも明らかになったとおり、狭山市では違法な契約や違法な行政事務執行ががまかり通っており、これを是正するためには小谷野市長の指導力には期待できないため、担当職員につき「地方公務員」の守秘義務違反、および「入札談合等関与行為防止法」の入札談合等関与行為で刑事告発の準備を開始しました。

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