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違法随意契約返還請求事件、地裁で原告が敗訴!

2017/10/25 17:24 に 田中寿夫 が投稿

 狭山市が「別冊さやま」「おしえて狭山茶」の制作を特定の業者に違法な随意契約を行い、特定の業者に便宜をはからったとして狭山市は小谷野剛市長に対し契約金額を返還するように求めた行政訴訟は、10月25日さいたま地裁で判決がありました。

 この裁判で、被告は小谷野剛市長としていましたが、敗訴の理由は簡潔に表現すると狭山市事務決裁規定により、契約および支出の決裁権限は課長にあり市長に責任があることが立証されていないということで、残念ながら結果は原告の請求が認められず敗訴となりました。

 この裁判の中で、狭山市職員の違法な事務手続きの際、特定の業者に予定価格を漏洩した疑いや、契約業者に別業者の見積書を一緒に持参するように職員が指示し便宜を計らったという事実が明らかになりました。また、契約業者は別業者の白紙の見積書に自ら高額な金額を記入して提出した私文書偽造の疑いもあります。

 監査請求で職員陳述の際、「相手方の見積書は誰が持参しましたか?」という監査委員の質問に担当課長は「代表の土肥さんです。」と虚偽の答弁をしていました。これらは組織ぐるみで隠蔽を行っている事実が法廷で明らかになっていますが、判決は全くこの事実に踏み込んでおりません。

 このようにさいたま地裁は「違法な行政執行」の判断を行わず、契約の決裁は課長権限であり、被告を小谷野市長とした原告の請求は理由がないとして請求を棄却しました。(判決書は添付のとおり)

 

 しかしながら、行政執行の違法性や公務員の守秘義務違反、私文書偽造など刑事裁判が必要とも考えられ、今後はかかわった職員及び業者を刑事告発する準備に取り掛かる予定です。

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田中寿夫,
2017/10/25 17:24
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